Lady Mari

ウェストハイランドホワイトテリア

背中で遊ぶ

マリが隣に来て伏せの姿勢になるとついちょっかいを出したくなります。

背中をまっすぐにのばしてくつろいでいると、自然に手が背中に伸びます。

なでられるのは問題ないのですが、おもちゃ扱いは断固拒否します。

 

背中を鍵盤にすると、一音につき、う~っとうなります。

面白いので、ドレミの歌をマリの背中で弾こうと思い、

ううう う ううう、ううう う ううう~とひいていると、

う、う、無音、あれ?

マリの顔を覗き込むと怒った顔をしていました。

その後、何度背中の鍵盤を押しても無言で無視を通します。

バカは相手にしないのが一番と知っているようです。

やめるとため息をつく声が聞こえました。

 

背中におもちゃを乗せてみると、前を向いたまま必ずその瞬間振り落とします。

数回やって、振り落とした後、もう一度やろうとすると、顔だけこちらを向けた斜めの姿勢でこちらを見てじろっとにらんで警戒します。

その後やめるとやはりため息。

幼稚な人に付き合うのも疲れるとばかりにあきれ顔です。

 

しばらくすると、いつものように穏やかな表情に戻りくつろいでいる様子が見られます。

気が強いけれど大人なマリです。